2025/07/13
不動産価格の決まり方 ~3つの査定方法と茅野市戸建て事例~
「原価法・収益還元法・取引事例比較法をザックリ解説。長野県茅野市の戸建て売却事例で、成約までの流れと押さえるべきポイントをご紹介します。」
八ヶ岳ライフ株式会社 代表取締役 朝倉宏典です。
不動産売却時、「いくらで売れる?」は誰もが抱く疑問。ここでは大まかな3つの査定方法と、長野県茅野市の戸建て事例をコンパクトに解説します。
1. 原価法
・ 考え方:同じ物件を今から再建築するコストから築年減価を引く
・使いどころ:補助的評価。建物コスト把握に便利だが、環境価値は反映しにくい
2. 収益還元法
・ 考え方:年間賃料÷想定利回り(例:年収100万円÷5%=2,000万円)
・使いどころ:投資用物件向き。賃料相場や空室リスクが鍵
3. 取引事例比較法
・考え方:近隣の実取引を「土地+建物の総額」で比較調整
・最近のポイント
♦ 建築コスト上昇で築古物件も価値低下しにくい
♦ 駅距離や周辺環境など「土地の立地」の重要性アップ
♦使いどころ:戸建・マンションなど居住用全般で主流
☆茅野市玉川の戸建て売却事例(4LDK/築10年)
1. 類似5件の実取引を比較(築年・面積・リフォーム・日照・立地)
2. 調整項目
・ 部分リフォーム+50万
・日当たり+30万
・敷地調整−10万
・春繁忙期+20万
→ 初期査定:3,340万円
3. 販売~交渉
・内覧6組 → 4週目に3,300万円で申込
・売主様希望の「春完了」を優先し成約
・売主様手取り:約3,150万円
成約を近づけるコツ
1. リフォーム履歴を資料化:安心感アップ
2. 日照・立地データを見える化:差別化に有効
3. 販売時期を戦略的に選ぶ:地域の引越し需要を取り込む
「数字合わせ」だけでなく、時勢の建築コストや土地立地をふまえた総額比較が成約の鍵。ご参考になれば幸いです。
八ヶ岳ライフ株式会社 朝倉宏典


