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2026/08/14

八ヶ岳の空き家、売却が止まる4つの原因(残置物・名義・境界・接道)

八ヶ岳の空き家、売却が止まる4つの原因(残置物・名義・境界・接道)

「売ろうとしているのに、全然前に進まない」

茅野市・原村・富士見町の空き家売却で、こうしたご相談をいただくことがあります。

 

話を聞いていくと、止まっている原因はほぼ決まっています。残置物・名義・境界・接道——この4つのどれか、あるいは複数が重なっているケースがほとんどです。

 

一つずつ整理します。


① 残置物——「片付けてから」が1,000,000円になることがある

 

足の踏み場がないほど荷物が残っている空き家の場合、一般的な仲介売却では「片付けてから売り出す」ことが前提になります。買主候補に内覧してもらうには、ある程度片付いた状態が必要だからです。

 

ところが、業者に残置物の撤去を依頼すると、物量・内容物・建物の規模によっては100万円以上かかることが珍しくありません。「売る前に100万円出す」という負担が、売却に踏み出せない大きな壁になっています。

 

八ヶ岳ライフの自社買取であれば、残置物がある状態のまま買い取ることができます。

「そのままでいいですよ」と言えるのは、仲介手数料で収益を得る会社ではなく、自社が買主になる買取会社だからです。仲介の場合、買主候補に見せられる状態にしないと売り出しができないため、「片付けてから」を求めざるを得ません。当社は買主として引き取るため、その制約がありません。

 


② 名義——相続登記が終わっていないと売れない

 

「親が亡くなったので実家を売りたい」というご相談で、登記を確認すると親の名義のまま、さらに調べると祖父の名義のまま——こうしたケースが茅野市・原村エリアでは定型と言えるほど多くあります。

 

不動産の売却は、売主が登記上の所有者でなければ進めることができません。名義が古いまま、あるいは相続登記が未了の状態では、売却の手続きそのものが始まりません。

 

名義変更(相続登記)は必須の作業です。ただし、相続人が複数いる場合の遺産分割協議、数次相続(祖父→父→自分と複数代の相続が重なっている状態)の整理は、専門家の力が必要な場面があります。

 

当社では、提携している司法書士・弁護士と連携して、名義の整理から売却手続きまでをサポートできます。「どこから手をつければいいか分からない」という段階からご相談ください。

 

なお、2024年4月から相続登記が義務化されています。相続を知った日から3年以内に登記しなければ、10万円以下の過料の対象になり得ます。「売る・売らない」に関わらず、名義の整理は早めに動いておくことをおすすめします。

 


③ 境界——確定していないと売り出しも買取もできない

 

境界が未確定の物件は、一般的な不動産取引では売り出しができません。どこからどこまでが自分の土地かが確定していなければ、買主に引き渡す「商品」として成立しないからです。

 

境界を確定するには、土地家屋調査士による測量と、隣地所有者全員の立ち会い・署名が必要です。隣地の所有者が遠方にいたり、相続で所有者が複数に分かれていたりすると、立ち会いの調整だけで数ヶ月かかることもあります。

 

八ヶ岳ライフの自社買取であれば、境界が未確定の状態でも買い取ることができます。 境界確定の測量・費用は当社が負担して進めます。「境界が確定していないから売れない」と他社に言われた物件も、まずご相談ください。

 


④ 接道——道路に面していない土地は建物が建てられない

 

建築基準法では、建物を建てるために「幅4メートル以上の道路に2メートル以上接していること」が原則として必要です(接道要件)。

この要件を満たしていない土地は「再建築不可」となり、建物を建て替えることができません。再建築不可の物件は、買主が融資(住宅ローン)を使えないケースが多く、買い手が付きにくくなります。

 

また、地図上では道路に接しているように見えても、農道・私道・里道(赤道)などは建築基準法上の道路に該当しないことがあります。実際に現地で確認しなければ、接道の状況は分かりません。

 

接道に問題がある物件の場合、当社では現地と法的条件の両方を確認した上で、取れる選択肢を整理してお伝えします。

 


仲介と買取、どちらを選ぶかで「整える義務」が変わる

 

ここまでの4つをまとめると、仲介で売る場合と自社買取では、売主が負う準備の内容が大きく異なります。

 

仲介で売る場合:
買主に見せられる「商品」として整えることが前提です。残置物は撤去し、名義は整え、境界は確定し、接道も問題のない状態にしてから売り出します。これらを整えるための費用と時間は、売主の負担です。

 

八ヶ岳ライフの自社買取の場合:
残置物あり・名義整理中・境界未確定でも、買取の相談を受け付けています。整えるための費用・手続きは当社が引き受けて進めます。売主であるお客様が先に費用を出す必要はありません。

 

「そのままでいいですよ」と正直に言えるのは、仲介手数料で収益を得る立場ではなく、自社が買主になるからです。仲介会社にとって「片付いていない物件」は売りにくい商品ですが、買取会社にとっては引き取ってから整備する前提で価格を決めるため、現状のまま対応できます。

 

ただし、正直に申し上げます。すべての物件を買い取れるわけではありません。接道に重大な問題がある物件、権利関係が著しく複雑な物件は、買取が難しいケースもあります。その場合は「買取できない理由」を明確にお伝えします。

 


まずは現状をお知らせください

「残置物が大量にある」「名義が祖父のままになっている」「境界が確定していない」「接道に不安がある」——これらが一つでも当てはまる場合、まずはご相談ください。

地番または住所をお知らせいただければ、当社で現地と法的条件の状況を把握し、どこから手をつけるべきかをお伝えします。遠方にお住まいの方も、電話・LINE・メールで対応できます。

 

査定・ご相談は完全無料です。

八ヶ岳ライフ株式会社
TEL:0266-72-5880(営業時間 9:00〜17:00 / 水・土・祝休み)
LINEでのご相談も受付中

 

この記事を書いた人

朝倉 宏典

朝倉 宏典

八ヶ岳ライフ株式会社 代表 /
不動産鑑定士

長野県茅野市出身。2012年に地元密着の不動産会社「八ヶ岳ライフ」を設立。不動産の適正価値を見極める国家資格「不動産鑑定士」を保有し、年間300件以上の相談実績を持つ。八ヶ岳エリア(茅野市・原村)の山林売却・買取に特化し、他社では取り扱いが難しい山林や放置物件の再生・買取も積極的に行う。「不動産から地域貢献」を掲げ、専門的知見と地元出身者ならではのネットワークを活かした透明性の高い取引を信条としている。Youtubeでは八ヶ岳の不動産(相続した空き家、土地、山林、畑、別荘)についての役立つ情報を発信中。

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