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2026/01/17

東京に住みながら、茅野市・原村に 農地・山林を相続したままの方へ ―「畑は見たことがない」「山林は場所も分からない」 その状態から、“暮らしとして成立する土地”へ整え直すために

八ヶ岳西麓では「名義だけの土地」が増えています

東京など首都圏で暮らしながら、
茅野市・原村に農地や山林を相続している――
これは八ヶ岳西麓では、決して珍しい話ではありません

多くの方が、次のような状況にあります。

  • 親が相続した土地を、
    実家の兄弟に頼んで耕作者を探してもらった

  • 「迷惑をかけないように」と思い、
    自分では畑を一度も見ていない

  • 山林も一緒に相続しているはずだが、
    正確な場所が分からない

  • 固定資産税も安く、
    特に問題が起きなかったため、そのまま

これまでは、
この状態でも大きな支障はありませんでした。

しかし今、
土地を取り巻く環境と制度が同時に変わっています。


表に出てきたのは「人の限界」

まず現場で起きているのは、
耕作者の高齢化です。

長年、好意で畑を守ってきた方が、

  • 70代、80代になり

  • 「あと何年できるか分からない」

  • 「次の人は探せない」

と、限界を口にし始めています

このとき所有者側が、

  • 土地を見たことがない

  • 境界も分からない

  • 農地と山林の位置関係も把握していない

状態だと、
選べる道は一気に狭くなります。


山林は「気づいたときには一番厄介」になりやすい

農地の整理を考え始めると、
必ず出てくるのが、こんな声です。

「そういえば、山林もあるはずですが
どこにあるのか分からないんです」

山林は、

  • 親や祖父母の代から引き継がれ

  • 生活にも収入にも直結せず

  • 税金も安かった

ため、
最も把握されないまま相続されてきた土地です。

しかし山林は、

  • 境界が不明確

  • 隣地も高齢所有者

  • 区や財産区の慣行が絡む

など、
急に動かそうとすると、最も時間と調整が必要になります。


制度は「放置」を前提にしていません

ここに、制度改正が重なります。

  • 相続登記はすでに義務化

  • 過去の相続も対象

  • 猶予期限は 令和9年3月31日まで

  • 所管:法務省

さらに、
2026年4月からは
住所・氏名変更登記も義務化されます。

これは国が、

「誰の土地か分からない」
「連絡がつかない所有者」

という状態を、
これ以上許さないという明確な意思表示です。


八ヶ岳ライフが見ているのは「価格」ではありません

八ヶ岳ライフが最も重視しているのは、
その土地で暮らしが成立するかです。

  • 日射と風はどうか

  • 農地として、畑として使えるか

  • 山林は暗くなりすぎていないか

  • 区の文化や水利と矛盾しないか

  • 将来、管理できなくならないか

単に
「売れる・売れない」
「いくらになる」
では判断しません。

買った後、10年後も破綻しないか
そこまで含めて評価します。


農地と山林は「セット」で整えなければ意味がない

八ヶ岳西麓では、

  • 農地の背後が山林

  • 同じ相続で一緒に引き継がれている

  • 境界や水の流れが連動している

というケースがほとんどです。

農地だけ、山林だけを切り離しても、
暮らしとしては成立しません。

八ヶ岳ライフでは、

  • 境界整理

  • 農地転用や農振除外の可否

  • 森の質を高める間伐

  • 区・水利との調整

まで含めて、
「使える土地」へ再設計します。


「今すぐ売らない」判断も、正解です

私たちは、
売却を前提に話を進めません。

  • 保有した方が良い土地

  • 売らない方が将来が安定するケース

も、実際にあります。

ただし共通しているのは、

判断できる状態に、先に整えておく

という点です。

場所が分からない
境界が分からない
登記が古い

この状態では、
どの判断もできません。


最後に:これは「不動産」ではなく「暮らしの整理」です

  • 畑は見たことがない

  • 山林は場所も分からない

それは、
首都圏に住みながら
八ヶ岳西麓に土地を相続した方にとって、
ごく自然なスタート地点です。

八ヶ岳ライフは、
仲介ではなく自社で買取・再生する立場だからこそ、

  • 無理に売らせない

  • 使えない土地を無理に勧めない

  • 地域と将来価値を壊す用途は扱わない

という判断ができます。

売る・残す・整える
その前に、
「暮らしとして成立するか」を一緒に整理する。

それが、
八ヶ岳ライフの役割です。

この記事を書いた人

朝倉 宏典

朝倉 宏典

八ヶ岳ライフ株式会社 代表 /
不動産鑑定士

長野県茅野市出身。2012年に地元密着の不動産会社「八ヶ岳ライフ」を設立。不動産の適正価値を見極める国家資格「不動産鑑定士」を保有し、年間300件以上の相談実績を持つ。八ヶ岳エリア(茅野市・原村)の山林売却・買取に特化し、他社では取り扱いが難しい山林や放置物件の再生・買取も積極的に行う。「不動産から地域貢献」を掲げ、専門的知見と地元出身者ならではのネットワークを活かした透明性の高い取引を信条としている。Youtubeでは八ヶ岳の不動産(相続した空き家、土地、山林、畑、別荘)についての役立つ情報を発信中。

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